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DAYS JAPAN 2009年1月号



支配や制圧はもうたくさん

たとえば、ビルマ。
最も尊敬する女性、サン・スーチーさんの軟禁。

たとえば、チベット。
平和の象徴、ダライ・ラマ14世の逃亡生活。

遠い、遠い、アフリカのどこかの話ではなく、近くのアジアでの、現在の話です。
お隣の中国が行っている制圧であったり、美しい仏教国の僧侶たちが、苦難を受けている。
それが、現在の、今の、この世の中の現実です。

経済状況が悪化し、明日の我が身もわからないという時代。
そんな心配よりも、明日の仕事の方が大事。そう、それも一理あります。
しかし、武力で何事かを起こそうとした、力の国アメリカの不祥事が、今回の経済悪化の原因でもあったわけです。

結局のところ、力による他者の支配は、自らを滅ぼす結果になる。
歴史上の大国が、すべて戦争によって衰退の憂き目にあっていることを、大国の指導者は、なぜ、学ばないのでしょうか。

家庭の中にも、支配と被支配の関係が存在します。
「家」制度の長い日本人のメンタリティは、いかに法律が民主的に変化しようとも、
その根底に脈々と流れているように感じるのは、私の育った環境のせいでしょうか。

「女は家庭に入って、家を守れ」
「女は夫にたてつかず、常にハイと従え」
そんな無言、あるいは有言の、多くの中傷を浴びて生きて参りました。

どんなに断ち切ろうとしても、がんじがらめになりながら、その圧力と闘う労力が、どれほどむなしいものか。

「女」や「嫁」である前に、一人の人間として、尊厳ある生き方をしたい。
それが、すべての国に生まれた、すべての人間の、欲求ではないでしょうか。

あらゆる制圧に対して、堂々とNo!と言える環境。
Bloody Faithは、それを欲します。